12年前に亡くなった母親の相続放棄

相談時の状況・問題点

母親の相続放棄についての依頼でした。

母親が亡くなったのは約12年ほど前でした。

母親は、生前に、父親が組んだローンの保証人となっており、最近になって、父親のローン返済が滞ったため、母親の相続人である依頼者に対して、金融機関から請求がありました。

依頼者としては寝耳に水で、慌てて当事務所にご相談に来られました。

亡くなってから12年も経過しているため、相続放棄が認められるか心配しておりました。

当事務所からのご提案・解決方法

母親が亡くなった当時、依頼者はまだ中学生であったため、母親の保証債務の存在を知ることはできず、今回、金融機関から請求されたことにより、はじめてその存在を知りました。

そのため、その事情を上申書で詳しく説明し、相続放棄の申述をしました。

その結果、かなり昔の相続でしたが、無事に相続放棄は受理されました。

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